千葉県一宮エリア。
海近の古民家物件を購入して民泊をスタート。
Airbnbに登録し、Instagramも開設。
Googleビジネスプロフィールも作った。
でも、
「民泊」で検索しても出てこない
予約が安定しない
何から強化すればいいかわからない
こうした状態は珍しくありません。
この記事では、そんな状態からどう整えていくかを、実体験ベースで解説します。
※「海沿い民泊」を例に解説しますが、
ここで紹介する考え方は、山間部・温泉地・都市型民泊にも共通します。
民泊マーケティングの本質は立地が変わっても同じです。
本文では、
まず土台を作る。次に発信する。最後に広告で加速する。
この流れを、ステップごとに解説します。
Airbnbのプロフィールを整える
Googleビジネスプロフィールを整える
Instagramを始める
Meta広告でフォロワーを増やす
Google広告(PMAX)で露出を増やす
LPで情報をまとめる
1. まずはAirbnbを徹底的に作り込む
集客の起点は
Airbnb です。
ここが弱いままSNSや広告をやっても、成果は出にくい。
✔ タイトルは「地名+特徴」
例:
一宮海岸徒歩5分の古民家
一宮サーフエリア近くの貸切宿
海が近いなら「徒歩◯分」は必須。
これは温泉地なら「温泉街徒歩◯分」、
都市型なら「駅徒歩◯分」に置き換わるだけです。
✔ 写真は“宿”だけでは足りない
追加すべきは:
一宮海岸
朝焼け
近隣飲食店
サーフショップ
公園や景色
宿ではなく「滞在イメージ」を売ります。
これはどの民泊でも同じ。
物件スペックだけではなく、体験を見せる。
✔ 説明文は構造化する
どんな人に向いているか
1日の過ごし方例
周辺情報
設備情報
AIにもユーザーにも読みやすくなります。
✔ AI表示を意識した書き方が重要
↓実際にAIへ「千葉 一宮 おすすめ民泊」と入力した際の表示例です

Google検索や生成AI上で宿泊施設が「要約表示」されるケースが最近増えています。
上の画像のように、
見出しごとに整理された情報が、そのまま抜き出されることがあります。
つまり──
・タイトル
・箇条書き
・構造化された説明文
が、そのままAIに“読み取られて表示される”のです。
なぜ構造化が大事なのか?
文章がダラダラ続いているだけだと、
AIはうまく要点を抽出できません。
しかし、
地名+特徴が明確なタイトル
箇条書きで整理された魅力
「どんな人向けか」が明示されている文章
このように整理されていると、
AIがそのまま“おすすめ宿”として紹介してくれる可能性が高まります。
つまり、人にわかりやすい文章はAIにもわかりやすい文章ということです。
これからの集客は、
検索エンジン対策(SEO)だけでなく、
AIにどう見えるか?(AEO)を意識することが重要です。
2. Googleマップで見つかる状態を作る
Googleマップで探す人も多くいます。
活用するのは
Googleビジネスプロフィール
✔ やること
宿の名前・住所・カテゴリを正確に登録する
写真を複数枚追加する
説明文を充実させる
口コミには必ず返信する
「民泊」「一宮 民泊」で出る状態を目指す。
情報が充実しているほど検索での露出が上がります。後述するPMAX広告を使うときのパフォーマンスにも直結するので、広告を始める前に必ず整えておきましょう。
3. Instagramを始める
Instagramは民泊との相性がいいメディアです。
写真・動画で場所の雰囲気を伝えやすく、「行きたい場所」を発見するプラットフォームとして多くの人が使っています。
最初は内装や外観の写真から始めれば十分です。
まず投稿数を増やして「このアカウントはどんな宿か」をわかってもらうことを優先しましょう。
週3〜4本を目安に、とにかく続けることが重要です。
ターゲットをざっくり意識して発信を深める
投稿を続けながら、「こんな人が来たら嬉しいな」というイメージを持ち始めましょう。
カチッと決める必要はありません。
このイメージがあると、投稿の内容もハッシュタグも自然と決まってきます。
一宮の古民家民泊なら、たとえばこんなターゲットが思い浮かびます。
週末サーファー(東京から来る20〜60代。一宮エリアはサーフポイントが豊富)
子連れファミリーの海水浴(一宮海水浴場はライフセーバー常駐で安心)
一人でのんびりしたいソロ旅行者(九十九里の静かな海と古民家の雰囲気)
ワーケーション利用者(首都圏から1〜2時間、Wi-Fiがあればとくに良し)
ターゲットのイメージが決まると、投稿内容が変わります。
内装の写真だけでなく、その人の旅を想像した発信をしていきましょう。
一宮の宿なら:
朝の一宮ビーチの写真(今日の波の様子)
海上がりに立ち寄れる「太陽の里」(日帰り入浴施設)
海の家のハマグリ焼き
季節のハマヒルガオが咲く海岸の散歩道
冬でも来るサーファーの様子
朝の一宮ビーチの写真、海上がりに立ち寄れる温浴施設、季節の風景。そうした情報を継続的に発信していると、ユーザーの中で「一宮に行くなら、この宿」というイメージが少しずつ形成されていきます。これが、民泊Instagramの最大の強みです。
ハッシュタグもターゲットから逆算します。
大切なのは「検索されそうな言葉」を入れることと、軸をブレさせないこと。
一貫性のあるタグ設計は、Instagramにアカウントの方向性を伝える役割も果たします。
反応を分析して、他のチャネルに活かす
運用を続けていると見えてくるものがあります。
どの投稿が伸びているか
どんなコメントが来るか
どんな属性のアカウントがフォローしてくれるか
これは最初に想像したターゲットの答え合わせです。
「思ったよりファミリーの反応が多い」「意外とソロ女性からの反応がある」
——こうした気づきは、Instagram投稿の方向性を調整するだけでなく、他のチャネルにも活かせます。
ファミリー向けの反応が強いとわかったら、
Airbnbの説明文に「お子様連れに人気です」を追加する
広告のキャッチコピーをファミリー訴求に変える
Googleビジネスプロフィールの写真に子ども連れの様子を増やす
最初から正解を決めなくていいです。運用しながらターゲットを育てていくイメージで進めると、自然と精度が上がっていきます。
4. Meta広告でフォロワーを増やす
Instagramの運用と並行して、Meta広告でフォロワーを増やすことも検討しましょう。
「プロフィールへの誘導」を目的にしたキャンペーンで、ターゲットに近い属性の人(東京・神奈川在住、25〜55歳、アウトドア・サーフィン・海水浴に興味あり)に広告を配信し、フォローしてもらう流れです。
フォロワーが増えると、投稿の初速反応が出やすくなります。
初期の保存やいいねが増えることで、結果的にリーチが伸びやすくなります。
広告で接点を増やし、オーガニック投稿で信頼を積み上げていく。この役割分担が重要です。
まずは月1〜3万円程度でテスト配信し、クリック単価やフォロー率を確認しながら調整していきます。
クリエイティブは、内装写真だけでなく「朝のビーチ」「海上がりの時間」など滞在シーンが想像できる素材を使うと、クリック率が上がりやすくなります。
5. Google広告(PMAX)で露出を増やす
Googleのパフォーマンスマックス(PMAX)は、Google検索・Googleマップ・YouTube・Gmailなど、Googleのすべての媒体に自動で配信してくれるキャンペーンタイプです。
最近はGoogle検索ではなく、Googleマップアプリで直接宿を探す人も少なくありません。
「一宮 民泊」「九十九里 宿泊」と入力した際に表示されることは、予約に近いユーザーとの重要な接点になります。
PMAXを使う際のポイント
Googleビジネスプロフィールとの連携を確認する
見出し・説明文・写真・動画をできるだけ多く用意する(AIが自動で最適化します)
予算の目安は月3〜5万円から。
PMAXは学習型のキャンペーンのため、ある程度の配信量を確保しながらデータを集めていくことが重要です。
6. LPで情報をまとめる
Airbnb・Instagram・Googleビジネスプロフィールと、情報が複数の場所に分散してきます。そこで、シンプルなLPを一枚用意しておくと便利です。
複雑なものは必要ありません。
宿の特徴と雰囲気(写真)
立地・アクセス
予約リンク(Airbnb等へ誘導)
SNSリンク
よくある質問
「興味を持った人が、もう少し知りたいと思ったときに辿り着く場所」として機能すればOKです。ノーコードツールで自作することもできますし、時間をかけずに整えたい場合は外注するのも一つの方法です。
弊社でもシンプルなLP制作を行っています。
まとめ
民泊集客は、整えること・発信すること・育てることの積み重ねです。
ただ、本業をしながらすべてを回すのは簡単ではありません。
どこから着手すべきか迷っている方は、ご相談ください。
最後に、民泊集客についてよく聞かれることをまとめておきます。
よくある質問
開業したばかりで予算がない場合、何から始めるべきですか?
AirbnbとGoogleビジネスプロフィールの整備、Instagram運用は無料でできます。まずこの3つを固めることが最優先です。
Instagramは毎日投稿しないといけませんか?
毎日でなくて大丈夫です。週3〜4本を継続する方が、毎日やって燃え尽きるよりずっと効果的です。
ターゲットは最初から決めないといけませんか?
決めなくて大丈夫です。「なんとなくこんな人が来そう」くらいのイメージで始めて、反応を見ながら育てていけば十分です。
PMAXとリスティング広告、どちらがいいですか?
民泊のローカル集客にはPMAXの方が向いています。Googleマップへの露出も含め自動で最適化してくれるため、運用の手間が少ないです。
Googleビジネスプロフィールは本当に必要ですか?
必須です。「○○ 民泊」「○○ 宿泊」といったローカル検索で表示されるかどうかに直結します。無料でできるので、開業したらすぐ登録しましょう。